みなさま、こんにちは。tommyです。
フランスに長期で滞在したい、そこでビザを申請しようと思ってるけど学生ビザとワーキングホリデービザのどちらを選べばいいかわからない!どっちでもいいのかな??
そうお困りのあなた。私も学生ビザかワーキングホリデービザかどちらにするか悩んだ一人です。
そこで、2つのビザの違いと、どんな目的に合うのかをお伝えしていきます!
学生ビザ(3ヶ月以上)
特徴
フランス国内に、学業を目的に3ヶ月以上滞在する場合に申請するビザ。大学の学士、修士、博士課程、専門学校、職業学校、語学学校、などすべての公立、私立の教育機関に3ヶ月以上登録する必要があります。
大きく分けると4ヶ月~6ヶ月まで有効な短期学生ビザと、6ヶ月以上有効な長期学生ビザがあります。※短期のほうは現地でのビザ期間延長不可、アルバイトも不可。
18歳以上であれば誰でも申請できるので、フランスで学校に通って勉強をしたい!という方にはピッタリのビザです。
滞在可能日数
3ヶ月から1年~※長期学生ビザなら現地で延長可能
申請に必要な書類
長期ビザ申請書・・・campus franceのHPからダウンロードして記入。アカウント番号の記入欄もあるので、まずはcampus franceの登録が必要。
証明写真・・・申請書の写真欄に貼る
パスポート・・・申請するビザの期間の最終日から3ヶ月以上の有効期間が残っていて、ビザ用ページが見開き2ページ以上あるもの。
ビザ申請料金50€相当の日本円・・・支払いは現金のみ
教育機関の仮登録、または登録証明書・・・期間への登録期間はフランス滞在期間と同じでないといけない。例)8ヶ月フランスに滞在したい=8ヶ月学校登録が必要
経済証明・・・1ヶ月あたり最低615€の留学資金の証明が必要。
移民局(OFFI)提出用フォーム・・・現地で移民局に提出するもの
レターパック510(赤)・・・ビザが記されたパスポートの返送用
語学学校への登録料や授業料、経済証明も必要なのでけっこうお金が必要な印象ですよね。申請時に面接があるので、そこも緊張します。。。でも滞在期間中は現地で学校に通わないといけないのでしっかり勉強できますよ!!
ワーキングホリデービザ
特徴
フランスと日本の若者の国際交流を促し、互いの親交や理解を深めることを目的とするビザ。申請は18歳以上~30歳まで。二度目のワーキングホリデービザの取得は不可、一生に一度しかとれません。
勉強してもいい、旅行してもいい、学校の登録などは必要がないので、フランスで生活がしてみたいけど、学校にはずっと通う予定がない、縛られずに自由に滞在したい方にピッタリのビザです。
滞在可能日数
最大で1年※延長不可、必ず日本へ帰国しなければいけない
申請に必要な書類
長期ビザ申請書、証明写真、パスポート、これらは学生ビザと全く同じ。
申請動機作文・・・在日フランス大使館のHPからダウンロード、なぜフランスへワーキングホリデーに行きたいのかについて記入する。これが一番やっかいで、現地で仕事をする旨やずっと滞在したい旨を記入すると落とされやすいよう。。日本に帰国する前提で書くのがコツ
滞在中の計画書および履歴書・・・滞在中にどこでどれくらい何をしたいか、行動計画書
申請者名義の日本もしくはフランス銀行の残高証明書・・・3100€以上
ワーキングホリデービザ宣誓書・・・在日フランス大使館からダウンロード
健康診断書・・・医師の診断書が必要
海外旅行保険加入証明書・・・1年間有効のもの
レターパック510(赤)これも学生ビザと全く用途は同じ。
学生ビザと比べるとお金はそんなにかからなさそう・・ただし、動機書をしっかり書かないとビザ却下されることもあるので、そこがポイントですね!
学生ビザ・ワーキングホリデービザのメリットとデメリット
学生ビザのメリット
・年齢制限がなく、18歳以上であれば誰でもOK
・滞在期間中は同期間、学校へ通う必要があるので勉強に集中できる
・学生であれば映画館や美術館など学割が適用される
・アロカシオンといって、住宅補助が出る
学生ビザのデメリット
・週20時間しか働けない
・学校がある為、長期で休むことは難しい※夏休みやクリスマスは休みがある
・申請時にまとまったお金が必要※1ヶ月あたりの資金が615€以上な為
ワーキングオリデービザのメリット
・滞在期間中は何をやってもいいので、自由に計画が立てられる
・フランス人と同じ、週35時間働ける
・学生ビザよりもまとまったお金が少なくても渡航可能※3100€以上の残高があればOK
ワーキングホリデービザのデメリット
・年齢制限がある30歳まで※厳密には30歳の誕生日までに申請すればOK
・自由がゆえに、目的や計画を立てないと一瞬で時間が過ぎていく
・学生割引は適用されない、住宅補助も出ない
・まだまだ日本においてワーホリのイメージが悪く、帰国後の就職に響く可能性もある
まとめ
いかがでしたでしょうか?
学生ビザ、ワーキングホリデービザ、それぞれにいいところ悪いところがあります。
勉強メイン、かつ資金に余裕があってフランスへ行くなら学生ビザ、勉強や旅行、現地での生活を自由に楽しみたいと思うならワーキングホリデービザといったところでしょうか。
私は勉強だけでなくいろいろ経験したかったのでワーキングホリデービザを取得したのですが、正直もっと滞在したかったです。
なので、もしその当時の自分にアドバイスするなら、学生ビザで渡航してある程度フランス語も習得し、帰国してからワーキングホリデービザを取得して現地でフランス語を使って仕事する、というのもよかったかなと思います。
ご自身が何を目的として渡航するのか、帰国後も見据えて考えてみるとどちらのビザにするかは見えてきますよ!
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